レコスタ改装の巻

アンプブース防音ドア交換

今回はレコディーングブース内にあるアンプブースA、B、2部屋のドアと、トイレ!?のドアを交換することにしました。このアンプブースは、その昔ここがゲームセンターだった頃にカラオケルームとして使われていた部屋をそのまま流用しているので(もっと前はここがスーパーマーケットだった頃、巨大な冷蔵室だった!!)そんなもんだから躯体は頑丈なコンクリートですが、ブースの扉はペラペラの化粧ベニヤ板で作られたものでした。ベースの重低音なんかには耐え切れず、共鳴しまくりでバリバリとノイズの嵐、いつもひやひやしていました。演奏している人にはアンプから出ている音のほうが大きいので全然気になっていないらしいのですがσ(^_^;)

いろいろ調べたのですが、ひとくちに防音ドアといってもいろいろあって、一般住宅のAVルーム用から商業スタジオ用までぴんきりです。ところが価格を見てみると一般住宅用の最低限のもので、ドア1枚で15万ぐらい、それにプラス工賃です。ヤマハ製の防音ドアともなるとドア1枚だけでも30万もするんです。そんな予算はありませんってことで思い切って最初から作ってしまおうという事にしました。

作りはいたって簡単。垂木で枠を組み、ガラスを2枚はめ込む。ガラス張り以外のところにグラスウールを詰め込んで遮音シートを表裏両面に張る。コンパネで、蓋をしてドアハンドルを取り付ければ完成。

あまってるガラスはあるので再利用するとしても、ガラスってどうやって切るの?
ハンドルはもちろんグレモンハンドルで・・・グレモンハンドルって何処に売ってるの?

自作の防音ドアってことで勝手に盛り上がってネット検索の毎日でしたが、やっぱりプロの方にお願いしたほうが早いだろうという事で、うちのスタジオの防音工事を全てお願いしている蟷該蟾務店さんに相談しました。ガラスは買ってもそんなに高いもんじゃないってこと、グレモンハンドルは異常に高いってことがわかりました。そこで、だいたいの仕様を伝えて見積もりを作ってもらいましたが、既製品を買うより明らかに安いっ!!

防音ドア制作開始

ドアの制作をはじめるにあたり、スタジオ内で作業すると木くずがかなり出るために後の清掃が大変だという事で蟷該蟾務店さんの作業場で行う事になりました。
まず垂木を組んでドアの基本となる枠を作ります。ドア3枚で乾燥松製材(3.640×36×45、@430円)を8本使いました。
枠が出来上がったところで片面に遮音シートを貼っていきます。今回はゼオン化成サンダムシリーズの遮音シート厚さ2ミリのタイプを使用しています。こちらは10m巻き1本で3,900円でした。
遮音シートを張り終わったらその上から扉表面材(コンパネ1,800×900×12、@950円)で蓋をします。中央部分の空いているところはガラスをはめ込む部分です。扉表面材を取り付けてから不要部分を切除します。


片面の作業が終わったところでグラスウールを詰め込んでいきます。ドアの心材の厚さが36mmですから今回は50个離哀薀好Α璽襪鮖藩僂靴泙靴拭こちらは1本6,000円です。
グラスウールを詰め終わったらまた遮音シートを張っていきます。

遮音シートを張り終わったところで扉表面材(ラワンベニヤ1,800×900×9、@900円)で蓋をして中央ガラス部分の遮音シートを切除します。表側と裏側で扉表面材の厚さが違うのは後で出てくるドアハンドルが60侏僂覆里波發慮さを合わせる為です。表と裏で重量の違う材料を使うことによって共振を押さえることにもなるかもしれません。
扉を支える兆番(ステンレス製102mm、@600円)と、ガラス(1,100×180×10、@4200円)の取り付けです。扉単体の重量が40キロを越えますので兆番は3ヶ所つけます。
表と裏にガラスをはめ込んでいきます。まず内側にガラスを受ける枠を付けてからコーキングで隙間を埋めます。ガラスを乗せてまたもや隙間をコーキング。外側に枠を付けて片面完成。反対側も同様に作業していきます。


横から見た断面です。上から順にラワンベニヤ9弌楴弉札掘璽2mm+芯材36弌楴弉札掘璽2弌椒灰鵐僖12mmで、合計61个箸覆辰討泙后ここまで出来上がったらスタジオに移動しての作業になります。
こいつが今回の防音ドアで一番高価な部品です。大手のスタジオさんなんかでも使用している、ドアを閉める時にレバーを下げてギュッと密着させるあれです(^o^)
ドア厚60亶盖ぬ仕様グレモンハンドルなり。1個42,800円もしました!!!


出来上がったドアを枠に取り付けていきます。ドアの枠は既存のものをそのまま使用しています。ドアを取り付けてからグレモンハンドルと戸あたりの位置を決めて取り付けます。
ハンドル取り付け後、表から見た写真です。

ブースの中から見たハンドル周りです。
戸あたりにはゴムパッキンをはさんで密着するようにしてあります。ちょっとずれているのはご愛嬌(^o^)

防音ドア完成!!

ドアを作るところから取り付け終わるまで作業時間は12時間ぐらいでした。大工さんが3人も来てくれましたからあっという間でしたね(^o^)かかった費用はあえて公表しませんが、材料の値段を書いておいたので適当に計算していただければわかるかと思います。既製品を使うよりも3分の1ぐらいの費用でできました。後は友人のペンキ屋さんの力を借りて色を塗れば完璧ですな。
ご協力いただいた蟷該蟾務店さん、どうもありがとうございました♪

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